刺繍入門!基本ステッチの種類一覧

刺繍入門!基本ステッチの種類一覧

基本的な刺繍ステッチの種類一覧をご紹介

針と糸を使って布に模様を描く、刺繍。一針一針に想いを込めて、世界に一つだけの作品を自由に作ることができる刺繍は、古くから世界中で愛されてきた、魅力あふれる手芸です。
刺繍の魅力は、何といってもその表現の多様性でしょう。シンプルな模様から複雑なデザインまで、布地に彩りを添え、温かみのある風合いをプラスできます。

こちらでは、刺繍技法の種類一覧の中でも基本的なステッチをご紹介します。

基本のステッチをマスターしよう!

基本のステッチをマスターしよう!
刺繍にはさまざまなステッチがあり、作品全体の印象や表現したいものを形にするうえで重要な役割を担います。
ここでは、基本となるステッチについて解説します。

ランニングステッチ

刺繍の基本ともいえるランニングステッチは、針と糸を布の上下に交互に通していく、いわゆる「ぐし縫い」です。等間隔に刺していくことで、均一で美しいラインが生まれます。これは、まるで点線を描くように針を進めていくイメージです。一見シンプルですが、このステッチは他のさまざまなステッチの土台となることも多く、刺繍を始める第一歩として最適です。また、ランニングステッチ自体を模様の一部として活用することも可能です。例えば、複数の列を並べたり、異なる色の糸を組み合わせたりすることで、幾何学模様やストライプ模様などを表現できます。

アウトラインステッチ

アウトラインステッチは、輪郭線を刺すときに使用する基本的なステッチです。バックステッチよりも太く、立体感のある仕上がりになります。これは、バックステッチで縫った線の上をもう一度同じように縫うことで、糸が重なり、厚みが増すためです。そのため、図案を強調したい場合や存在感のあるライン、滑らかな曲線を描きたい場合に適しています。また、ロープのような質感を出すこともできるため、独特の風合いを作品にプラスすることができます。

チェーンステッチ

チェーンステッチは、鎖のようにループが連なったステッチです。太くしっかりとしたラインを表現できます。刺繍の輪郭を強調したり、文字を刺繍したりする際に用いられることが多いです。また、鎖のように連なることから、つながっていく様子をイメージして縁起の良い模様として、装飾にも用いられています。

サテンステッチ

サテンステッチは、面を埋めるように刺繍するステッチで、美しい光沢が特徴です。花びらや葉っぱなど、滑らかで艶のある表現をしたい時に最適です。針を布の端から端まで通し、平行に並べていくことで、隙間なく面を埋めていきます。針目の間隔を揃えることで、より美しい仕上がりになります。また、使用する糸の色や素材によって、さまざまな質感や光沢を表現することが可能です。

フレンチノットステッチ

フレンチノットステッチは、糸を針に巻き付けて玉結びを作るステッチです。この玉結びを布地に作ることで、刺繍に立体感や質感をプラスできます。動物の目や花の中心、星空の表現など、ワンポイントで使われることが多いです。
小さな結び目を作ることで、他のステッチでは表現できない繊細な表現が可能になります。

それぞれのステッチの特徴を理解し、使い分けることで表現の幅が広がり、より完成度の高い作品を作り上げられます。

ステッチを使いこなすためのコツ

刺繍をより美しく仕上げるには、糸、針、布選びが重要です。それぞれの素材の特性を理解し、ステッチやデザインに合わせて適切なものを選びましょう。

糸の選び方

刺繍糸には、綿、絹、毛糸などさまざまな素材があります。光沢を出したい場合は絹糸、温かみのある作品にしたい場合は毛糸など、作品の雰囲気に合わせて選びましょう。また、糸の太さも重要です。細い糸は繊細な表現に、太い糸は存在感のある表現に適しています。色選びも作品の印象を左右する大切な要素です。

針の選び方

針は、ステッチの種類や布の厚さに合わせて選びます。針穴が小さすぎると糸が通りにくく、大きすぎると布に大きな穴が開いてしまうため、適切な太さの針を選びましょう。

布の選び方

布は、素材、厚さ、織り方によって刺繍の仕上がりが変わります。リネンやキャンバス地は刺繍がしやすい素材です。薄い布は繊細な刺繍に、厚い布は存在感のある刺繍に適しています。布の織り方も刺繍のしやすさに影響します。目の粗い布は刺繍がしやすいですが、目の細かい布はより繊細な刺繍が可能です。

これらのコツを参考に、糸、針、布を適切に選択することで、より美しい刺繍作品を仕上げることができます。

刺繍の基本ステッチの応用テクニック

刺繍の基本ステッチの応用テクニック
刺繍の基本ステッチを応用することで、表現の幅が大きく広がります。ここでは、それぞれのステッチの応用テクニックを具体例とともに紹介します。

ランニングステッチで作る幾何学模様

ランニングステッチは、直線だけでなく曲線も表現できます。複数の線を組み合わせることで、幾何学模様や、波模様、ジグザグ模様などさまざまなパターンを作ることができます。糸の色を変えたり、縫う間隔を調整したりすることで、さらにデザイン性を高めることができます。

アウトラインステッチで表現する文字刺繍

アウトラインステッチは、バックステッチよりも太く、存在感のある線を描けます。そのため、文字の刺繍に最適です。イニシャルやメッセージなどを刺繍することで、オリジナルの作品を作ることができます。また、アウトラインステッチはロープのような質感を持ち立体感があるため、作品に奥行きを与えることができます。

サテンステッチで作る美しい花模様

サテンステッチは、面を埋めるステッチで、花びらのような曲線的なモチーフを美しく描き出します。複数の色を使ってグラデーションを表現したり、糸の光沢を活かしたりなど華やかな印象に仕上げることも可能です。サテンステッチで花びらを刺繍し、茎や葉を他のステッチで表現することで、より完成度の高い作品に仕上がります。

レゼーデイジーステッチで簡単に仕上げるお花模様

レゼーデイジーステッチは、その名のとおり、デイジー(雛菊)のような可愛らしい花を簡単に刺繍できるステッチです。基本のステッチを応用したもので、初心者の方でも比較的容易に習得できます。花びらの大きさや形、間隔を調整することで、さまざまな表情のデイジーを表現できます。

刺繍をもっと楽しむために

刺繍をもっと楽しむためには、さまざまな方法があります。

刺繍キット・動画レッスン・刺繍教室の活用

刺繍キットの多くは、必要な材料と図案がセットになっているため、手軽に刺繍を始められます。初心者の方や新しいステッチに挑戦したい方に特におすすめです。
また、サテンステッチ動画などオンラインで動画レッスンを受講することも可能です。動画レッスンであれば、自分のペースで繰り返し学ぶことができます。刺繍教室に通うのもよいでしょう。先生から直接指導を受けることで、より深く学べます。

刺繍作品の飾り方・活用方法

完成した刺繍作品は、額装して飾ったり、バッグやポーチに縫い付けて楽しむことができます。
額装する場合は、作品に合った額縁を選ぶことが大切です。作品を引き立てるような額縁を選びましょう。
バッグやポーチに縫い付ける場合は、刺繍糸がほつれないようにしっかりと縫い付けるようにしましょう。

上達のための練習方法

刺繍の上達には、練習あるのみです。いろいろなステッチを練習し、自分の得意なステッチを見つけることが大切です。
最初は簡単な図案から始め、徐々に複雑な図案に挑戦していくと良いでしょう。また、作品を完成させるだけでなく、ステッチの練習帳を作るのもおすすめです。色々なステッチを練習し、自分の作品に取り入れていきましょう。

刺繍初心者は基本ステッチからマスターしよう!

刺繍は、小物から洋服まで、幅広いアイテムに自分のデザインを施せる魅力的な趣味です。手作りならではの温かみがあり、世界に一つだけのオリジナル作品を作ることができます。また、完成した作品をインテリアとして飾ったり、大切な人へのプレゼントにしたりと、楽しみ方もさまざまです。

刺繍を始めるにあたって、まず大切なのは基本のステッチをマスターすることです。基本ステッチを組み合わせることで、さまざまなデザインを表現できます。最初は上手くいかないこともあるかもしれませんが、練習を重ねることで、より複雑で美しい刺繍作品を作ることができるようになります。
基本のステッチをマスターして、刺繍の魅力を存分に楽しんでください。

福田彩の刺繡教室では、さまざまな種類の基本ステッチをわかりやすく解説する動画レッスンを提供しています。自分のペースで繰り返し学べるため、刺繍初心者の方や忙しい方でも楽しみながら続けられます。動画レッスンで基本を習得し、刺繍の楽しさを体験してみませんか?

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