図案が完成したら、いよいよ実際の刺繍作品制作に移ります。しかし、図案を布に写すところから仕上げまで、初めての方が戸惑うポイントは数多くあります。
刺繍図案を布に写す方法には、チャコペーパーを使った転写、水で消えるペンでのトレース、アイロン転写紙の使用など、いくつかの選択肢があります。布の色や素材によって適した方法が異なるため、作品に合わせて選びましょう。転写の際は、図案がずれないようマスキングテープで固定し、細部まで丁寧になぞることが美しい仕上がりにつながります。
図案の各パーツをどのステッチで表現するかを決めることは、作品の完成度を左右する鍵となる工程です。表現したい質感に応じてステッチを使い分けます。
また、糸の色選びも作品の印象を大きく変える要素です。図案の段階で色の配置を考えておくと、実際の制作がスムーズに進みます。複数色を使う場合は、全体の調和を意識しながら、メリハリのある配色を心がけましょう。
刺繍が終わったら、裏側の糸始末を丁寧に行いアイロンで形を整えることで、プロのような仕上がりを目指せます。裏側も綺麗に仕上げるため、可能な限り短く切ります。アイロンがけは、刺繍面を下にしてタオルの上から軽く押さえるように当てると、立体感を損なわずにシワを伸ばせます。
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