AIで絵が描ける時代。でもやっぱり自分で描きたい!!
そしてProcreateお絵描きアプリを使ってオリジナルイラストを描く
「デジタル キャンバス ラボ」
こんにちは。
昨日は東京・駒込の「kakurega」さんで、対面のデジタルお絵描きレッスンを開催しました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
今回のテーマは「アンティークチェア」。
iPadを使って、味のある椅子の絵を描くレッスンだったのですが、初のAI講座も。
ちょこっとだけ「AIってどう使うの?」というお話も混ぜてレッスンをしてみました
「画像生成AI」
AIが絵を描くって、すごいけど、どうなんだろう
最近はインスタなどSNSを見ていても生成AIだらけ。「AIがイラストを描く時代」なんて話をよく聞くようになりました。
でも正直、私は思うんです。
「すごいけど、だからって“描かなくていい”ってこと?」って。
たしかにAIは、すごいスピードで絵を作ってくれます。
「アンティークチェアを可愛く描いて」なんて言えば、それっぽい画像がパッと出てくる。
便利だなぁと思う反面、「なんか物足りない」「これでいいのかな?」という気持ちもあって。ちょっと罪悪感のようななんとも言えない気持ちに。
絵を描くって
上手い下手じゃなくて、「描いてる時間」が大事
今回のレッスンでは、iPadとApple Pencilを使って、ゆっくり丁寧に、椅子を描いていきました。
背もたれの形をどうするか、
脚の長さや角度は?
どんな色を使うか…。
座面のデザインは?
そんなことを考えてる時間が、とても楽しく、他の方の書いている椅子のデザインを見て、「その形いいね。」「この角度難しいね」そんな会話も弾みます。
参加者の皆さんも、試行錯誤してかいた「自分のイラスト」だからこそ愛着が生まれてくると思うんです。
AIは「使われるもの」じゃなくて、「使いこなすもの」
でもやっぱりAIって、本当に便利なんです。使えば使うほど、その便利さなしでは無理になってくる。
困ったときのヒントをくれたり、ちょっとしたアドバイスをくれたり。
でもAIは、絵に関しては
絵を描く“道具”であって、
“答え”ではないなと思っています。
私はこれからも「描く」ことを大切にしたい。
でもちょっと悩んだ時や、新しいことに挑戦したいと思った時「こうしたらいいって」とAIから客観的な視点も取り入れられることはとても心強く感じています。
「自分で描く楽しさ」と「AIの便利さ」のいいとこどり。
それが、これからの楽しみ方なんじゃないかなと感じています。
デジタルが苦手でも大丈夫
レッスンに参加された方、「iPad、実は初めて触りました」という方が多いのです。
でも、始めてみると「こんなに楽しいなんて!」と笑顔がたくさん。
いや、「難しい」と戸惑いも多いかな。
でも
「消しゴムで消せるから安心」
「間違えてもすぐやり直せる」
「ペンも何種類もあって、選ぶのも楽しい」
「一瞬でこんなことができるの!?」
デジタルならではの良さが、どんどん発見できるのも魅力です。
次回のレッスン
アンティークチェアを描くレッスンは7月にもkakuregaで開催します。なのでレッスンの楽しさをここで先にお伝えすると参加者さんの楽しさを奪ってしまうのでやめておきます。
それとは別に
「オリジナル紋章を描く」レッスンをZOOMします。
ちょっと中世ヨーロッパ風で、かっこいいデザイン。
家族の象徴や、自分だけのマークとして作ってもいいし、趣味のロゴにしても素敵です。
もちろんここでも、AIに「どんなイメージが合うかな?」って相談しながら、ヒントを得ていきます。
「考えるのが苦手」という方でも大丈夫。
「苦手」が「楽しいかも」に変わる瞬間
正直なところ、私自身、最初はデジタルもAIもよくわかりませんでした。
でも、やってみたら面白くて、この楽しさ、便利さを伝えたい!これが今のレッスンにつながっています。
「わたしにもできるかな?」
そんな気持ちがあるなら、それは十分な一歩だと思います。
日々の生活に追われて、自分の時間なんてほとんどない…
そんな中でも「ちょっとやってみようかな」が、ものすごく大切だと思います。
ほんの1時間だけ、
自分だけの時間を作って、
好きな形を描いてみる。
それだけで、気分が変わるかもしれません。
AIに押しつぶされるんじゃなく、
AIと一緒に楽しむ。
そんな未来を、一緒に味わいましょう♡
デジタルイラスト
ZOOMレッスン
初めてのAI講座つき。