刺繍ルームのコラム。刺繍のお役立ち情報や刺繍作家としてのことなど

パンチワーク&シャドーワーク

2025/10/01

パンチワークとは

パントワークとは、パリステッチ、パリ刺繍とも言われる小さな穴を布に開けながら、2枚の布を縫い止めていくステッチです。ヘムステッチとバックステッチの間のような…面白い進め方をしていくステッチ。
薄い布に均等な針目で、きゅっと糸を引いて進めていくと布に穴が開きます。
アップリケのように別布を縫いつけるため重なりが影のように写り、光に透かしたときに魅力的なステッチです

今回のデザインではヤドリギの葉、実、そして布の縁取りに使用しました。


 

シャドーワーク|シャドーステッチとは

薄手で透け感のある布を使用し、布の裏側からステッチをします。
ステッチは主にヘリンボーンステッチ(斜めのジグザグ)で刺され、
表面にはバックステッチのような針目とヘリンボーンステッチの影が淡く透けて見えるのが特徴
「ふんわりと影が差したような」控えめな色合いで、とても上品。

今回のデザインでは茎に使用しました。

クリスマス作品として

キャンドルライトと合わせて光を透かす

この透け感をより印象的に魅せるために、キャンドルライトのカバーとしてデザインしました。

キャンドルを灯していない時の「白の魅力」
キャンドルを灯した際の「温かみのある魅力」
どちらも楽しめる作品ができました。

どちらがお好みかな?


 



クリスマス作品だから…と先延ばしはせず、
早く取り組んで、長い期間飾って欲しいと思います。



 

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