【立体刺繍】秋限定・ヤドリギ刺繍のワークショップ
ヤドリギとは
〜森の高い枝にひっそりと寄り添うヤドリギ〜
ヤドリギは、根を地中に張らず、宿主の枝にそっと寄り添い、水分や養分を分けてもらいながら生きる「半寄生植物」です。自らも光を浴びて光合成を行うため、完全に依存するわけではなく、自立と寄り添いの間に存在する不思議な植物といえます。
晩秋から冬にかけては、白く透明感のある小さな実をつけます。その実はガラス玉のように澄み、鳥たちに食べられて運ばれます。やがて枝に残った粘着質の果肉が新しい命を芽吹かせ、再び木々に寄生するのです。
冬枯れの木々の中でも丸く青々と茂る姿に、白い実が灯るように輝くヤドリギ。その様子はまるで自然がつくったオーナメント。ヨーロッパでは古くから「幸福と愛のシンボル」とされ、クリスマスにはヤドリギの下でキスを交わすと永遠の絆が結ばれると語り継がれています。
凛とした緑と透き通る実のコントラストは、静かな冬の空気に映えて上品で、空間に特別な物語を添えてくれます。「永遠の命」「幸せを運ぶ植物」として親しまれてきたヤドリギは、インテリアのアクセントに、そして刺繍や絵のモチーフにもぴったりです。
【秋限定】ヤドリギ刺繍ワークショップ
毎年、秋になると「今年もそろそろ…」と楽しみにしてくださる方が多い、刺繍ルームの大ヒット作品・ヤドリギ刺繍。
初めてこの図案を刺したのは2017年。その後、2018年にタペストリーとして形になり、以降はワークショップや動画付きキットを通して、多くの方に親しまれてきました。
「ヤドリギの刺繍は、冬のインテリアを彩る特別な一枚」──そう思ってくださる方も多く、毎年この季節を楽しみにお待ちいただいています。
今回が最後のチャンス、黒リネン布で刺すヤドリギ刺繍
これまで大人気だった理由のひとつが、艶のある黒リネン布。深い黒地に白い実と葉が映え、シックで大人っぽい雰囲気に仕上がるのが魅力です。
しかし残念ながら、この春に布が生産終了となり、今回ご用意する分が最後の在庫。
次回以降は別の布に切り替わるため、同じ黒リネンでのヤドリギ刺繍は今回限りの“ラストチャンス”です。
初心者でも安心|太い針目でやり直しもできる刺繍
「見た目は難しそう…」そう感じる方も多いですが、実際には太い針目で刺すため、初心者さんでも安心してお楽しみいただけるんです。やり直しもしやすく、気軽に挑戦できるのが好評です。
特徴的やヤドリギの葉を表現する立体刺繍。まち針を使いながら刺していく面白いテクニックなのです。葉を一枚一枚仕上げていくのですが…
最初の一つは「これでいいのだろうか!?」不安のまま進みます。
次の葉っぱは「ちょっとわかってきたけど、形が気に入らない!!」
3つ目の葉っぱで、「やっと掴めてきたかも〜!!」
よりヤドリギらしく見えるように、葉っぱをクルンと捻ったような姿にするにはちょっと秘密があるのです
刺し進めるうちにコツも掴めるので理想の葉の形になるように調整しながら刺していきます。慣れてきた頃には「あれ?わらじになっちゃった〜!!」
これはヤドリギ刺繍あるある。誰もが一度や二度は自分が刺した葉がどうも「わらじ」に見えてくるのです。
ところが、茎を刺したり、葉も増えて、作品全体の姿が見えてくることには、きちんとヤドリギに見えるのでご安心ください。
そして、パールの実をつけ始めると、一粒縫い付けるごとに「可愛い」
つい口から出てしまい、「可愛い〜」が止まらなくなるのです。
刺繍が全て終わった後のタペストリー仕立てもご案内しますが、仕立て方は自由。
布は大きめにカットしてあります。
クリスマスのインテリアに飾るのはもちろん、額装して楽しんだり、クッションや袋物に仕立てても素敵です。
ワークショップ概要
場所:東京・浅草橋(詳細はお申し込み後にご案内)
レッスン形式:当日レッスン+動画付きキット
キット内容(参加費に含まれます)
- 図案印刷済み黒リネン布(最後の在庫!)
- 練習布
- 刺繍糸・針
- 動画(QRコードからスマホ・タブレットで視聴OK)
動画付きだから安心
自宅でゆっくり仕上げられる
ワークショップは当日だけでなく、動画レッスン付きなので自宅で繰り返し見ながら仕上げられます。
「習ったときはできたのに、帰宅したら忘れてしまった…」という心配もなく、閲覧期限も2027年12月末までと長めに設定しています。
- 当日参加できなくなった場合は、後日キットと動画をお届けします。
- ワークショップ内で完成はしません。ご自宅でゆっくり仕上げてください。
黒リネン布で仕上げるヤドリギ刺繍
この秋だけの特別なレッスン
最後の黒リネン布を使ったヤドリギ刺繍ワークショップで、季節を彩る一枚を一緒に作りませんか?
お申し込みはお早めにどうぞ!
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