刺繍ルームフェスティバル⑥
2025/08/09
2025年7月17日〜21日に開催した刺しゅうアートフェスティバル2025
刺繍ルームからは約25名の生徒さんが出展申し込みをしてくれました!どうもありがとうございます。
その生徒さんの中でこのブログに掲載していいよと言ってくれた方の作品を
この「刺繍ルームフェスティバル」でご紹介します!
小林幸子 @111sachiko66
Ties
クローゼットの奥に眠っていた古いネクタイ
擦り切れるほどに使い込まれたそのネクタイは
昔、母が父に贈った物でした
ボロボロでも、両親にとっては特別な物
二人の思い出から紡いだこの作品は
私から両親への贈り物です
擦り切れるほどに使い込まれたそのネクタイは
昔、母が父に贈った物でした
ボロボロでも、両親にとっては特別な物
二人の思い出から紡いだこの作品は
私から両親への贈り物です
初めてこのネクタイを目にしたのは、15年ほど前の事だったと思います。
母が「クローゼットからこんなの出てきた」と見せてくれたのです。
今の時代ではあまり見ない色や柄のネクタイに、私は一瞬で心を掴まれ、このままにしておくなんてもったいない‼︎何か出来ないかな?なんて話していたものの、気付けば長い時間が経っていました。
昨年秋、刺しゅうアートフェスティバルの開催を知り、何の案も無かったけれどチャレンジする事を決め、それから何を作れば良いのか頭を悩ませていた時、“誰に贈る”かをイメージしてみると考えやすいよと彩先生からのヒント。その時、このネクタイの事を思い出したのです。
両親に向けて、このネクタイで作品を作ろう
そう決めてから、私の頭の中はネクタイ一色になりました。
完成までの数カ月、14本のネクタイと向き合い続けているうちに、当時の両親の情景が見えるような気がして、温かい気持ちになりました。ちょうど父の仕事の引退時期と重なった刺しゅうアートフェスティバル。古いネクタイ達は、この時をずっと待っていてくれたのかもしれない。無事に展示を終えた今、そう感じています。
オリジナルのデザインだからこそ、制作中にはたくさんの発見があり、会場では自分の作品を見てもらえる喜びと、同じ“好き”を持つ方達と言葉を交わす楽しさを知りました。
会場で過ごした2日間が夢のようで、会期終了後もまだまだ楽しい余韻が続いていた私。少しでもイメージや話が膨らめば良いなと思って、手元に戻ってきた作品の裏側に、おまけの刺繍もプラスしてみました。
本気の刺繍も、癒しの刺繍も、遊びの刺繍も全部好き!!
これからも自分の中の作りたい気持ちに耳を傾けながら作品と向き合っていけたら良いなと思っています。
刺しゅうアートフェスティバル2025に参加出来て本当に良かった!!
今、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
これぞオリジナルデザイン!
大阪のレッスンで話題に出たネクタイ。ネクタイという素材、そして柄、色をどう活かして作品にしようか考えた楽しい日のことを思い出します。結局そのレッスンでは明確なアドバイスはできなくて、実は少し心配していたのですが…
その後のインスタを見るたびに心配はすっかりなくなりました!
幸子さん自身でしっかり考え、ここまでの作品に仕上げたことは大きな大きな自信にしてくださいね!
悩むことはたくさんあったと思うけど、全て、間違いなくいい経験です。
作品の裏の丁寧さには脱帽です。やはり、誰かに捧げる作品作りというものは細部にまで心がこもっていていいなと感じました。
私もプレゼントだったり、販売品だったり、誰かに向けた作品というものをまた作りたくなりました。
その後のインスタを見るたびに心配はすっかりなくなりました!
幸子さん自身でしっかり考え、ここまでの作品に仕上げたことは大きな大きな自信にしてくださいね!
悩むことはたくさんあったと思うけど、全て、間違いなくいい経験です。
作品の裏の丁寧さには脱帽です。やはり、誰かに捧げる作品作りというものは細部にまで心がこもっていていいなと感じました。
私もプレゼントだったり、販売品だったり、誰かに向けた作品というものをまた作りたくなりました。
福田彩
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