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「より紐」刺繍作品と相性ぴったり! 魔法のひと手間

2025/05/29
体力つけます!なんて言っていたのにここ最近の寒暖差にやられて絶不調の私。反省です…

さて、今日は刺繍作品と相性バッチリ。合わないはずがない!!そんな仕立ての一手間をご案内します

 

刺繍の仕上げに最適なアイテム作り

刺繍を楽しむ人にとって、最後の仕立てや飾りつけは作品を輝かせる大切な時間。中でも「より紐」は、同じ刺繍糸を使って自分で作れる、さりげないのに特別感のある仕上げアイテムです。今回は、そんなより紐の魅力と、簡単に作れる方法、アレンジアイデアまでたっぷりご紹介します。仕上げまで“自分らしく”楽しめる刺繍作品づくり“目指しましょう!

より紐とは

その言葉通り、糸を撚り合わせて作られた紐の事。「撚紐(よりひも)」太さはより合わせる糸により様々ですがロープのような見た目です。より合わすことにより、紐の強度を増す事ができます。

クッションの縁取りに

以前作ったミニクッションの縁取りにより紐を使用してあります。ミモザの刺繍に合わせて、黄色、白、銀糸で緩めによった紐を縫い付けました。
このより紐をくるっと一周するだけで
ただのクッションから一手間かけた愛着のある作品に早変わり!!

2色の「より紐」の作り方

用意するもの

  • 刺繍糸(好きな色を2色)
  • セロハンテープやマスキングテープ
  • ハサミ
  • 定規

基本の長さの目安

完成したい長さの約2倍〜2.5倍の長さで刺繍糸を切ります。

例:完成を20cmにしたいなら、糸は約50cmで準備。


 Step 1:2色の糸を同じ長さにカットする

  • 色Aと色B、それぞれ1本ずつ。
  • 長さは合わせておくとねじれが均一に。

Step 2:2本を揃えて、中央をテープで固定

  • 色AとBを重ねて1本の束にします。
  • 中央部分を机にテープでしっかり貼り付けます。

Step 3:両端をそれぞれ持って同じ方向にねじる

  • 右手と左手で端を持ち、時計回りに同時にねじっていく。
  • 糸がピンと張って、ツルツルとねじれる感じになるまで続けます。

 Step 4:ねじった糸を合わせながら反対回るにねじる
  ・くるくるっと自然に2色がより合わさります!

 Step 5:端を結んで、ねじれを固定

  • 結び目を作ってねじれをキープ。
  • 端はタッセル風にカットして整えるのも◎

 
3色の場合は手が足りないのでStep3の後、1本をねじった後、テープなどで固定しておきましょう。

 
より紐は簡単に手元にある糸で作れます。作品に合わせた刺繍糸、アクセントの色とを合わせて個性のあるより紐を作るのも楽しいでしょう。

刺繍糸なら何本どりで作るかでも遊べるので嬉しいですね

そして、そして
生徒さんから、「先生こんな物、知ってます?」と教えてもらったのがこちら!
レッスン中に即ポチるのはいつものこと。
上で書いたように手動でも簡単にできるより紐なのですが、均一にしっかりしたよりをつけたい時や、長い紐を作りたいときはこちらが便利だと感じました。
これ自体を使いこなすにも少しコツは入りますが、自力で作るよりは断然綺麗に仕上がります。
3色まで一度にセットできますよ。
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こちらのミニクッションの淵には

赤 3本どりを2本
エクリュ 3本どりを1本をセットして作りました。
クッションを作った最後にチクチク縫い止めました。


オーナメントに紐、タッセルの紐、太い紐を作って巾着の紐にしたり様々なものに使えそうです。



より紐アレンジ、ぜひ刺繍作品の仕上げに取り入れてみてくださいね。 


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category
刺繍

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