白い刺繍の見せ方
2024.02.14
刺繍ルームの皆様、こんにちは。
憧れている方も多い白い刺繍についてお話しします。
白い刺繍を白い布に刺して、見える?そう思う方も多いと思いますが、立体感のあるサテンステッチは上手に影ができるので布も糸も白でもとても魅力的に見せることができます。
ただ、アウトラインの時はどうでしょうか?
私のレッスンのアウトラインは高さが出ます。ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただし、1本どりのアウトラインでは高さはなかなか出ません
そこで発想を変えて!白い糸の刺繍でもしっかり見える方法で仕立てをしたり飾ってみましょう
↑刺繍みえますか?
左が一本どり、右が2本どり
木目のテーブル上に布を置いてみました。
お次は柄布の上
リネンの布目から下から透けて見え、布目が目立ちます。強く引きすぎた時の穴も目立ちます
そしてこちらは
同じ白いリネンを下に敷きました。
少し刺繍がはっきりしましたね。
ポーチやカバンなど、裏布をつけるとこんな感じになると思います
そして同じ白でもこちらはどうでしょう
白い紙を敷いてみました。はっきり刺繍が見えます!紙でなくてもフェルトや、目の詰まったコットン布でもok
額装の時など、しっかりと刺繍が映えるでしょう
このように刺繍の背景、裏布を考えると見え方が変わります。
どんな仕立てにするか、どんな場所に飾るか。
刺繍の色に合わせて考えてみてくださいね。
目立たないと思われる白でも、魅力を殺さずに魅力を引き立てましょう😊
こちらは刺繍ルームの会員のみに発信しているブログの一部抜粋になります
壁が白だから「刺繍が目立たない」ということはありません
壁が濃い色の方が粗い布のリネンの織りの目が目立つこともあります
パネルの時も後ろに1枚、紙や布を入れるとガラッと印象が変わるでしょう
何色を入れるかな?
仕立ての参考にしてみてください